主夫の弁当箱

簡単に出来るレシピを料理好きの主夫が週1〜2回のペースで紹介して行きます。

琵琶ます水煮缶のインスタント粕汁

 こんばんは。今回は粕汁です。以前、同様にインスタント粕汁を作りました。こちらの記事です。

mens-lunchbox.hatenablog.jp

 この記事では鯖味噌煮缶を使いました。酒粕に味噌を加えるので、ここでは鯖水煮缶ではなく、「どうせ味噌を加えるのなら、最初から鯖味噌煮缶を使ってしまえ!」という発想です。

 今回はたまたま阪急西宮ガーデンズで琵琶ます水煮の缶詰を見つけました。この缶詰は滋賀県長浜市の土産物屋などでしか見なかったのですが、阪神間で売っていたので、早速使ってみることにしました。どう使おうか考えたのですが、シーズン終わりの酒粕をゲットしていたこともあったので、酒粕にしました。

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 以前書いた記事のインスタント粕汁と基本的には変わりません。ほぼそのまま読み替えていただければOKです。(鯖味噌煮缶を琵琶ます水煮缶に置き換えて下さい)

 粕汁自体を滑らかな仕上がりにするために、事前に酒粕をお湯または出汁で溶いておくと、練り酒粕を使った場合に近い仕上がりになります。(今回はお湯を使いました)

 琵琶ます自体がクセがなくさっぱりして美味しかったです。また、缶汁がいい出汁になっていることがよく分かります。琵琶ます缶詰は通販でも入手出来ますが、そこまでは…という向きには鮭缶でもいいかなと思いました。加工済みの食材を上手に活用することで、手間をかけずにそれらしいおかずになります。是非是非お試し下さい。

牛すじ肉のビーフシチュー

 こんばんは。今回は牛すじ肉のビーフシチューです。たまたま近所のスーパーで牛すじ肉の安売りをしていたことと、以前作った「牛すじとキノコのデミグラスソース煮」のマイナーバージョンアップでもあります。

mens-lunchbox.hatenablog.jp

 

 何が違うのかというと、ジャガイモとニンジンを加えただけかもしれません。(^^;

 一般的なビーフシチューを作る要領で作ってます。ただ、牛すじ肉だけはしっかりと下茹でしています。結構灰汁が出るのと、柔らかくするためにはそれなりの時間をかけて煮込んでやる必要があります。

 実際に作ってみたのが以下の画像です。牛すじ肉を使っていますが、ちょっと分かりにくいでしょうか。(^^;

 レシピに入る前に、下茹でを3回行ったことを補足します。結構灰汁が出るんですよね。それで、1回目に灰汁を出せるだけ出して、2回目の下茹でで残りの灰汁を出し切ると。3回目では少量の日本酒を加えて再度下茹でを行います。

 その後、牛すじを取り出して一口大の大きさに切ってやります。ここまでが牛すじを使うための下準備です。

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  ということで、材料とレシピです。

【材料:2人分】牛すじ肉:1パック、ジャガイモ:小4個、玉葱:1個、ニンジン:1本、デミグラスソース:1缶、赤ワイン:150cc、水:250cc、トマトケチャップ:大さじ2杯

【レシピ】(牛すじの下茹では上述)

  1. 銀杏切りにした玉葱をフライパンで炒める
  2. ジャガイモとニンジンは電子レンジ600Wで4分ほど加熱しておく
  3. ニンジンと牛すじ肉を加えて軽く炒めておく
  4. 鍋に赤ワインと水を入れて、炒めた玉葱とニンジンと牛すじ肉を入れて煮込む
  5. 牛すじ肉とニンジンがやわらかくなってきたら、デミグラスソースとトマトケチャップとジャガイモを加えてさらに煮込む
  6. それぞれの具がやわらかくなってきたら、火を止めて皿に盛る
  7. 最後にお好みでトッピングとしてブロッコリーを乗せる

 普通にビーフシチュー用の肉でもいいのですが、牛すじ肉も合うんですよね。下茹でを丁寧に行えば、本番での灰汁の処理も楽になります。是非一度お試しを!

「さばめん」缶詰を入手しました

 こんばんは。先日、阪急西宮ガーデンズ内のスーパー「IZUMIYA」で見つけた缶詰がこちらです。

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  「さばめん」という缶詰です。滋賀県長浜市の郷土料理「鯖そうめん」がベースになっているようです。茹でたそうめんの上に、甘辛く煮た鯖を乗せるといった料理です。

 これを缶詰にしようと企画されたのだろうと推測しますが、そうめんを缶詰に入れるわけには行かなかったのでしょうね。汁を吸ってしまうとか、保存が利かないとかで。

 その点をクリアするために、そうめんをこんにゃく麺に置き換えたのがミソなんでしょうね。それで、「鯖そうめん」ではなく、「さばめん」なんですよね。

 まだ食べてませんが、鯖そうめんの雰囲気や食感をほぼ再現出来るんじゃないかと期待しています。姉妹品で「たいめん」があったので、こちらもいずれ試してみようかと思います。

いわし水煮缶の炊き込みご飯

 こんばんは。今回はいわし水煮缶の炊き込みご飯です。以前、蟹缶を使った炊き込みご飯のレシピを目にして、簡単に出来て旨かったので、別の缶詰でも試してみることにしました。

 で、今回はいわし水煮缶を使って炊き込みご飯を作ってみました。ただ、意外にいわし水煮缶の入手が難しかったりします。スーパーではあまり見かけないんですよね。たまに有機野菜を取り扱う店で置いていることがあります。

 今回はジェイアール名古屋高島屋の食料品売場で見つけた銚子産とろいわし水煮缶を使いました。

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 【材料:2人分】米:2合、いわし水煮缶:1缶、しめじ:1/2袋、生姜:適量、日本酒:大さじ2杯、だし醤油:大さじ1杯

【レシピ】

  1. 米を研いでおく
  2. しめじは石附を取っておく
  3. 生姜を刻んでおく
  4. 1.に日本酒、だし醤油、いわし水煮缶の缶汁と水を加えて、通常の水加減にする
  5. 生姜としめじといわし水煮缶を入れる
  6. 炊飯器のスイッチを入れ、出来上がりを待つ

 以上です。あとは適当に混ぜてやればOKです。日本酒を加えることによって、全体がふんわりした食感になるので◎です。

 しめじの代わりに舞茸やえのき、エリンギなどでも良いです。キノコからいい出汁が出ますので、何か追加しておきたいところです。缶詰に関しては、いわし以外にもさんまや鯖でも無問題です。個人的には鮭缶で試してみる予定です。

 手軽に出来てクオリティも高い缶詰を使った炊き込みご飯。是非是非一度お試し下さい。

名古屋メシ風回鍋鯖

 こんばんは。今回は名古屋メシ風回鍋鯖です。「回鍋肉」でななく、「回鍋鯖」です。さらに、「名古屋メシ風」と冠がついています。

 以前も回鍋鯖は何度か作ったことがあります。豚肉を鯖水煮缶に置き換えているだけなんですが。(^^; まぁ、たまたま豚肉がなかったり、鯖水煮缶があったので、へるしーだからいいかなということもありました。(^^;

 今回は「名古屋メシ風」と謳っています。違いは味噌ですね。八丁味噌を使うところですが、名古屋で見つけてきたイチビキの「献立いろいろみそ」を使ってみました。

 これが結構応用が利くんですよね。素晴らしいです。他にも「名古屋メシ風麻婆豆腐」も作ってみましたので、こちらもレシピをアップします。

 それでは今回のレシピに移ります。

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  【材料:2人分】キャベツ:1/8個、ニンジン:1/2本、ピーマン:2個、鯖水煮缶:1缶、献立いろいろみそ:大さじ3杯、日本酒:大さじ2杯、みりん:大さじ1/2杯

(お好みで甜面醤や豆板醤の追加も)

【レシピ】

  1. キャベツはざく切りにしておきます
  2. ニンジン・ピーマンは食べやすい大きさに刻んでおきます
  3. 献立いろいろみそと日本酒とみりんを混ぜておきます
  4. 1と2を熱したフライパンで炒めます
  5. キャベツがしんなりしたところで、鯖水煮缶を缶汁ごと投入します。
  6. 火が通ってきたら、3を入れます

 以上で出来上がりです。甜面醤や豆板醤を入れる場合は、3で追加しておいて下さい。献立いろいろみそ自体が既にチューニングされていますので、日本酒だけでもいいかと思います。献立いろいろみそはネット通販もあるようですので、是非一度お試し下さい!

鰻のすき焼き

 こんばんは。今回は鰻のすき焼きです。近所のスーパーで鰻の切り落としを安売りしてましたので、ついうっかり買ってしまいました。(^^;

 先日もたまたま同じスーパーで鰻の切り落としを購入しました。その際は中華風鰻丼とウナ焼うどんを作りました。さすがに同じものを短期間に作るのは芸がないですし、普通に鰻丼では野菜を摂れないので、何か一工夫したいということで、今回のレシピに行きつきました。

 「何が出来るかな?」とあれこれ考えていたのですが、たまたま近くで「すき焼き用牛肉」を見かけましたので、「鰻のすき焼きはアリだな」という発想に辿り着きました。

 そこで作ってみたのがこちらです。

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  基本的には通常の牛肉を使ったすき焼きと一緒です。ただ、鰻は最後に入れます。入れた後に蓋をして、軽く蒸し焼きにするのがポイントです。

【材料:2人前】鰻蒲焼:1枚、白菜:カット1袋(今回はカット野菜を使いましたが、通常の白菜なら4枚程度でいいと思います)、焼豆腐:1/2丁(小さめのもの1パック)、糸こんにゃく:小1/2袋、しめじor舞茸:1/2パック、ごぼう:中1本(今回はささがきごぼう水煮1/2パックを使いました)、玉葱:1/2個、ニンジン:1/2本、白ネギ:1/3本、小松菜:1/6束程度(菊菜も可)、すき焼き割り下:大さじ6杯、日本酒:大さじ6杯

【レシピ】

  1. カット白菜でない場合は、白菜を食べやすい大きさに切っておく
  2. ニンジンも食べやすい大きさに輪切りにしておく
  3. 玉葱もいちょう切りにしておく
  4. しめじは石附をとっておく
  5. ごぼうはささがきにしておく(今回は水煮を使用)
  6. 焼豆腐を食べやすい大きさに切っておく
  7. 白ネギも斜めに切っておく
  8. 小松菜も刻んでおく
  9. 鰻も食べやすい大きさに切っておく(今回は切り落としなので省略出来た)
  10. 鍋に薄くごま油を引いて、玉葱とニンジンを軽く炒める
  11. 白菜・豆腐・糸こんにゃく・ごぼう・シメジを鍋に入れる
  12. すき焼き割り下と日本酒を鍋に入れて、中火で煮る
  13. 沸騰して、ニンジンに火が通ったことを確認したら、鰻を入れる
  14. すぐに小松菜と白ネギを入れて、蓋をする
  15. 鰻に割り下と日本酒がしみ込んだところで火を止める

 以上で出来上がりです。普通のすき焼き同様に、溶き卵につけて食べると美味です。〆はうどんでもいいですし、御飯でもいいですし、餅でもいいかもしれませんね。

 鰻丼やひつまぶしにすると、それだけでは野菜を摂れません。すき焼きにすることで一緒に野菜が摂れますので、栄養バランスも良くなるのではないでしょうか。一度お試し下さい。

真鱈のホイル焼き(マイナーチェンジ版)

 こんばんは。最近マイナーチェンジやマイナーバージョンアップが続いています。「実際に作ってみたけど、ここはこうした方がいいかな」と思うことが時々あります。今回もちょっと改良を加えてみたいなと思ったので、ちょっと材料を変えてみたりしました。

 手元にほうれん草があったことと、節水トマトがあったので、これを基に再度作ってみようかと思い立ちました。白身魚は鯛の切身にしようかとも思いましたが、これは次回回しにします。今回は野菜を少し変えてみました。

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 【材料:2人分】 真鱈:2切れ、ほうれん草:1/2袋、しめじ:1/3袋、節水トマト:1個、白ワイン:大さじ3杯、コショウ:少々

【レシピ】

  1. ほうれん草を食べやすい大きさに切る
  2. しめじは石附を取ってばらしておく
  3. 節水トマトはサイコロ大の大きさに切って、種を取っておく
  4. 全体を包み込める大きさのアルミホイルを切ってフライパンに敷いておく
  5. ワインがこぼれないようにアルミホイルを折っておく
  6. アルミホイル上にほうれん草を敷く
  7. その上に真鱈を乗せる
  8. しめじと節水トマトを乗せる
  9. 白ワインをかける
  10. コショウをかける
  11. アルミホイルで包み込んで、フライパンに蓋をして弱火で8分加熱

 これで出来上がりです。キノコはしめじではなく、舞茸でもいいですし、えのきでもいいです。ほうれん草と節水トマトが白ワインと合うんですよね。是非是非一度お試し下さい。